孫が生まれて、最近ゼロ歳児のベビーシッターを仰せつかることがあり、改めて気が付いたことがある。
それは笑顔のこと。
まだ生まれて3ヵ月くらいしかたたないのに笑うのである。
もちろん、自分の子育て中にも子どもが笑うのを見てきたわけだが、
この笑顔の力を感じるほど余裕はなかったかもしれない。
生後間もない頃も笑うことはあるが、それはこちらの反応に対して笑っているのではなく、防衛反応だとも聞いたことがある。
笑顔を見せて自分を守ろうとする行為だと。
ただ、3ヵ月くらいになると親や周りの何かがきっかけで笑い出す。
その笑顔は無心で、キラキラしていて、思わずこちらも笑顔になる。
自分にどんな嫌なことがあっても笑わせてくれる社会貢献的笑顔なのだ。
そして、2歳くらいまでのこの笑いがシナプスの数を増やし、感情を豊かにし脳の発達にも大いに関係するという。

社会貢献的笑顔
調べたところ、子どもたちは一日に300~400回笑うらしい。
ところが大人になると15回。
しかも40~50代で10回まで減って・・・
え…私は一体一日に何回笑っているだろう。
大人になるにつれ、楽しいことがなくなるのか、
楽しくても後の結末が分かっていて笑えなくなっちゃうのか、
ちょっと悲しい大人の事情。
子どもの時にすりこまれた、この「笑う筋肉の動き」と「楽しい、嬉しい」という感情が結びついて、「楽しいから嬉しいから笑う」のではなく、
「笑うから楽しくて嬉しくなる」と脳は覚えていくらしい。
笑顔でいたら楽しくなって、嬉しくなって良いことになる。
笑顔でいたら良いことがある。
となるのです。
よって、大人になってからの「笑う」の意味は深いのです。
ちなみに、美容にも効果絶大みたい。
「笑う」にはSmileとLaugh があるけど、どっちでもいい。
まずは積極的にSmile。そしてあなたとLaugh!
笑う門には福来る!
一年の最後のブログは「笑顔」で締めます。
どうぞ、来年も皆さまに「笑顔」の絶えない日々が訪れますように。