還暦を越えて…初めの一歩 第3話 「裕史さんに叱られる」

HIME企画
マルワでの様子

10月下旬から11月にかけてと、仕事上テンションが落ちること続出。

その気分を一新したいがために書き残しておくことにした。

まずは銀行との折衝、目先の事務処理だけに追われた若手担当者に、月末に『あれしろ、これしろ』と指示されて、ただでさえ月末の資金繰りにはナーバスになる中小企業の経理としては、無意味な行動指示に翻弄させられた。それは弊社から銀行へのクレームとなったが、謝りに来た上司の型通りの、何だか心のこもらないお詫びにこれまた立腹。

 

そして次の週には、長年の顧客から弊社へクレーム。制作の些細な操作ミスと確認不足から。。。

幸い取引は続行されたけど、間違えた内容によっては、取引さえも危ぶまれる大事故だった。そのクレームの内容と社内対応に愕然。怒りを通り過ぎて情けなかった。

 

そしてまた次の週には、有期契約のアルバイトさんと論戦。挙句の果ては「辞めます」「副社長は無責任です」と言われ…試合終了。

そういえば、過去にも似たようなことをやった私だ。現行犯で許せない行動を見て、つい「もう会社来なくていいから」と言ってしまったこともあった。

自分の中では実は、あまり反省も後悔もないことだけど、周囲の社員が面食らう。

いなくなって残った仕事はどうなるの? 自分は大丈夫?  と萎縮しちゃう訳です。

困った経営者だ・・・

 

そして

「絶対に経営者はそんなことしちゃいけないよ」と息子から叱られました。

彼が入社してから、よく言われる言葉です。

他には、終業時間間際に仕事を頼まないこと、終業時刻を過ぎて帰ろうとする人に「もう帰っちゃうの?」とは言わないこと等々…

が経営者に望まないことを指摘します。いや指摘してくれます。

マルワでの様子

マルワでの裕史さん

大きな企業で働いてきた彼は、社長や役員が事業の決断をすることはあっても、

直接社員に指導したり、引導を渡すことなどなかったと思う。

中小企業は社員と社長が近い分、込み入った話ができる反面、社員の進退まで関わることになる。

この関わり方のうまさが彼にはある。

 

 

さて、そろそろマルワも次の世代に渡していく時、まず人事の仕事は譲ろうと思った。

これからどんな人が必要なのかの判断は、次の世代の感性。

そもそも私には人を見る目はないし、果たして社員をうまく育ててきたかというと自信もない。

老害と言われる前に、一歩後ろへ。

 

自分の人生は自分で決めてきた。わがままを貫いて痛い目にあったりしたけど、

やっぱり後悔も反省もない。

我が息子もよく似たところはあるが、社会に出てからの経験は私以上に厳しい状況を潜り抜けてきたはず。

よって私よりは冷静かつ常識的判断ができるはず。

お願いします、より良き会社になるように…。

仕事中

仕事っぷりはまずまず・・・

 

「過ちて改めざる、是を過ちという」  孔子

はい、改めます。

 

きっとまた、別件で裕史さんに叱られると思うけど・・・

 

 

 

 


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