自分史 第18話 第二章 ちょっと寄り道して 君住む街へ

なし
2度目のウェディングドレス

3月21日

1年生の子どもたちから「おめでとう」と拍手が沸いた終業式を終えた翌日が結婚式。

「中小企業の嫁」の晴れ姿。

2度目のウェディングドレス

2度目のウェディングドレス

 

「ウェディングドレスなんて一度も着たことがないわ、いいわね。2回も着られて」

なんていう周りの皮肉だか、激励だかもあり、晴れて結婚式となる。

 

1985年3月21日その日は朝から雨…母と二人で自宅からタクシーに乗り込んだ。

もう、ここには戻らない…と今度こそ強い決意。

 

結婚式の招待客は、2人がお世話になった学校の先生がほとんどで、

さながら職員室がそのまま披露宴会場といった感じで盛り上がった。

1回だけお色直し

1回だけお色直し

ただ、ひとつドタキャンの席が空いた。

 

何と・・・

私の兄・・・

やって来なかった。

もともと、いい加減な兄貴ではあったけど、

妹の結婚式くらい来いよ、と内心思いつつも

あきらめた。

 

しょうがない奴。

後にこのしょうがない奴は、とんでもなくしょうがない奴になるのだが、

その話は順を追って後々。

 

 

とはいうものの嬉しい楽しい結婚式。

ここまでくるのに、大波小波を乗り越えたので、

ここは大きく帆を上げて、マイウェイ

信じた道を行くだけ~すべては心の決めたままに、なのだ。

喜びもひとしおだった。

 

 

今度こそはの「結婚」の儀式を盛り上げるために、

私は古き良き昭和の儀式を一通りやってみたかった。

新婚旅行はピンクのスーツを着て、新幹線のホームで見送ってもらう。

そしてホームで胴上げなんぞをする。

もう、今となっては皆無の光景。

そして新婚旅行に行くのだ。

新婚旅行

新婚旅行

新幹線に乗らなくてはならないので、新婚旅行は、とりあえず一駅京都へ。

新幹線が動く寸前に、窓に「新婚旅行中」なんていうシールを友人がベタっと貼るのも

お決まりの儀式。

出発!

京都は修学旅行でもないけれど、伏見稲荷へのお参りも兼ねていた。

 

そしてその後は出直して、教師最後の春休みを北海道で過ごす。

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ニセコでスキー

ニセコでスキー

当時スキーはトレンドのウィンタースポーツだった。

中には、カナダやオーストリアまで行く子たちもいたが、

私は国内でもパウダースノーで有名なニセコで十分だった。

滑りながら、頭の中にはいつもユーミンの「ブリザード」が流れる。

なつかしいでしょ。

 

春休みは、私の人生の分岐点としてリセットする時間となった。

そして4月1日から、私は中小企業の嫁になると同時に、丸和印刷(現マルワ)に入社した。

すごいギャップの社会。

改めて社会人になった感じ。

 


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