靴もオシャレには欠かせない大切なアイテムだが、
これもけっこう衝動買いをしてしまう。
なぜなら、デザインが気に入って足に合う、サイズ感とかフィット感でぴったり合うモノに出会うことは、そうそうないからだ。
適当に妥協して買ってしまって、1、2度履いただけで痛い思いしてサヨナラしてしまう靴たちも多い。
だから、デザインもいい、サイズもある、足にも合った、となれば二度と会えないかもしれない・・
なんていう気持ちになっちゃうのだ。そう思って、いったい何足の靴があるか・・・
30足以上はありそうだ。
その中でも一時はまったプラダシリーズをご紹介。もう7~8年前からだろうか。
まずは買うつもりもなく見に行ったお店で発見したプラダスポーツのくつ
ヒールは2㎝程しかないが、アクティブだけど、ちよっと女らしい。
しっかりした革なのでいまだによく登場する。スーツにもワンピースにも合うすぐれもの。
これをいいことに、プラダの靴が気になり始めた。
多分次に買ったのがこれ。
私の中では芸術作品だと思ったほど細かい細工。
プライスダウンされていたこともあって、即熱烈購入。
ただ、4~5㎝のこの細いヒール…かかとのゴムがよく取れて、再三悲しい目にあっている。
そして次はブーツ。
プラダスポーツの底の赤いゴムもなくなって、もう二度くらい底のゴムを張り替えているけど、
安定したカカトと、柔らかい革のおかげで毎年ヘビロテのブーツ。
そうこうしているうちに、私は階段でパンプスのヒールが階段のへりにひっかかり、
無残に前にバタっと倒れたその時・・・
膝を強打してお皿と呼ばれるところを真っ二つに割り、全治3カ月の骨折。
当然、パンプスははけず、まともに歩けるまでに半年。
でもその間もおしゃれをしたーい、ということで購入したのがこれ。
地下足袋とでもいうのでしょうか。
折りたたんで携帯もできる。履くまではくしゅっとしているけど、
履けば足にくっつく。楽ちん極まりないので、足が元に戻るまでは活躍してもらった。
骨折までさせていだいたハイヒールなのに、
私は何としてももう一度ヒールの靴が履きたかった。
よって、まじめにリハビリにも専念した。
おかげで1年後、パンプスもサンダルも復活。
ヒールの細いパンプスを再び履いた感覚は忘れない。
そして骨折後に買った一番のお気に入りはこれ。
。
確か、小池真理子の「闇夜の国から二人で舟を出す」というエッセイ集に書かれていたことだと思うけど
「脱いでも美しい靴」という表現があった。
女が靴を脱ぐとき…ってちょっと意味深げですが、
まさにこのサンダル
「脱いでも美しい靴」なのです。
では、当然、履いても美しいか…
いつでもこんな靴が美しく履ける女性でありたいと思うのです。