先日私は名古屋商工会議所の主催するシンポジウムに出席した。
聴く側ではなく、何とパネラーとして登壇した。
テーマは持続可能な未来に向けてイキイキと活躍する女性
「環境×女性×仕事」シンポジウムだった。

シンポジウム後の記念撮影
参加者は120名くらい。3割が男性。
私としてはもう少し男性に聞いてほしかった。
もちろん、参加していただいた女性をさらに元気付けたいという思いは、
登壇者側にもあったので、それはそれでいい。
前半は基調講演。株式会社ワンプラネット・カフェの社長 エクべり・聡子さんのお話。(私の左側の方)
彼女は持続可能な社会づくりのために、企業向けのCSR(企業の社会的責任)コンサルティング、環境経営戦略等を世界をまたにかけて伝え、活躍すしている素敵な女性。
お話の中のSDGS(SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS)は、来場者の半数はご存知だったようだが、私には初めてのお話でとても興味深かった。
2年程前、ESD(EDUCATION SUSTAINABLE DEVELOPMENT)の仕事に少し関わったが、貧困や衛生(トイレ問題)、エネルギー、限りある資源、森林や生物の保護などなど、現実の厳しい数字を教えてくださった。
現在、私たちは毎日地球の1.5個分を使って生活しているらしい。
要するに、資源を使い過ぎて生活している・・・
今は良くても子々孫々の世代に地球はどうなっているのかという警鐘を促した。
続いてその後が、パネルディスカッション、様々な分野で活躍する女性たちの登場。
シンポジウムで話している様子
私はどんな立場で登壇したかというと、中小企業の経営者でもあり、小さい会社ながらも起業した経験をもち、またその会社は、どちらかと言うと女性目線で女心を大事にする会社HIME企画ということもあったからだと思う。
ディスカッションの内容は、
・女性としての壁は?
・部下や周囲の人のモチベーションを上げる方法は?
・「自分らしく働く」とはどういうことか?
などなど。
私の回答だけは書いておこう。
・壁・・・女性にとってそもそも「働く」ということそのものが壁だけど、しいていうなら私の場合は子どもができてからの仕事だったと思う。
でも、その時周りの人を巻き込み、家族や周囲の理解を得て続けていくことができたこと。
・部下のモチベーション・・・これは、とにかく任せてみる。責任は私が取ると言って、自由にやらせてみる。結果はともかく、そのプロセスを見て褒めたり、指導したりすること。
・自分らしく働くとは・・・働くとは「端を楽にすること」 目の前の人を喜ばせてあげるため、誰かの何かの役にたつこと。自分は何のために生まれてきたかを常に忘れないようにする。
ただ、どの女性の回答も、何しろ歯切れがいい。結論が早い。
みなさん経験を踏まえて端的に話をしてくださる。
後で、聞いてくださった皆さんの感想を聞くと
「もっと聞きたかった~」「おもしろかった~」
とおっしゃっていただけた。
そう、時間は50分足らず。自己紹介を抜いたらディスカッションの時間は多分30分くらい。
心強い女性たちの本音が話されたと思う。
よく男性だけのディスカッションでは、どうも本音ではなく建前だけしか聞けなくて
そこに流れる「心の叫び」みたいなものは届かない。
それが短い時間の中で、少しでも届いたのではと思う。
女性はおしゃべり好き(いや、男性もだと思うけど・・・)、
このディスカッションしゃべらせておけばきっとエンドレス?
その後の懇親会でも続きました~!

シンポジウム後の懇親会、強い女性はお酒も強い?
楽しい時間を皆さんありがとうございました。
そして、聴いてくださったみなさん、何か少しでもお役な立てたなら嬉しいです。
いつでもお話すること、相談にのること受け付けてますよ!